<心理療法と祈りの意味(特徴)や関係について>  
   
  医療というものは、一般に医療者側も患者側も症状をなくそうとか抑えようとします(対症療法)。特に精神科領域では、そのために意識が症状に焦点化してゆき、それにとらわれたり、症状が肥大化してしまい、かえって回復をさまたげたり、さらなる苦悩を生み出すことがあるようです。もちろん、激しい症状を抑えたり、緊急時などの効果は、素晴らしいものがあります。
                                                                                      一方、心理学(療法)などは、症状の捉え方や症状をつくりだしている心のメカニズムなどを転換することにより、解決しようとします。これは、根本的療法です。しかし、症状を変換しようとする行為であるため、まだいくぶんかの焦点化が起こるということと意識をコントロールしなければならないという煩わしさ(難しさ)が残る場合があります。
 
  これらに対して、祈り(瞑想)、ただひたすら「ほんとうの自分自身」あるいは「真実の理法にそった自分」になろうとするアプローチなので(※もちろん、そのような正しい祈りであるならば、ということを前提とします)前二者に見られるような症状への焦点化がほとんどありません。自分がほんらい持つ心身の機能を回復することによって健全な状態へと向かってゆくのです。ここでは、もはや「トラウマを解放する」という意図的行為も必要なく、健全さ(とその機能)が回復する、その結果として自然に「解放されてゆくという方法なのです。しかも潜在意識の深い領域にもアプローチすることができる、より深い根本療法だと言えましょう。これは、トラウマなどに苦悩する人にとって取り組み易く効果的であり、しかもただ症状から解放されるだけでなく、人生の智慧(ちえ)を獲得してゆくという利点があります。
   
 現在、認知行動療法やEMDRなどが、うつやその背後にあるトラウマの治療法として脚光をあびています。当寺院の「カウンセリング&祈り」は、安心と深さのもうひとつの可能性と考えられます
※参考 NHK クローズアップ現代「心と身体を救う トラウマ治療最前線」http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3445.html
     
 これまで「カウンセリング」などのいわゆる心理療法と「祈り(瞑想)」とは、別のものと考えられてきました。そして祈りには、何か古臭いイメージがありました。しかし、これらは、別々のものではなく連続したものなのです。少なくとも私のところでは、   祈りとは、いわゆる心理療法がとどきにくい心の深いトラウマや不安感やうつのもとにも到達して解決してくれるすぐれた療法なのです。
    たとえば、皮膚のごく表面にできた傷ならほおっておいてもやがて治ります。あるいは、簡単に消毒しておくだけでも良いかも知れません。しかし、深く突き刺さった棘や骨折などは、内までしっかり処置をしなければなりません。そのように心の問題(傷)も表面を少しいじっただけでは、ほんとうには良くならない場合が多いのです。そんな場合に祈り(瞑想)という、より深いアプローチが有効なのです。
 今日のような競争社会にあっては、学校であれ職場であれ、繰り返される強いストレスにさらされながら生きざるを得ないのが現状です。そのため身体的にも精神的にも相当な負担をかかえておられる方が多いと思われます。 また仕事の悩み、職場などでの人間関係から来る悩みなど々な苦しみに直面せざるを得ないことがあります。 また病院にかかっても現代医療を用いても治りにくい病気に苦しむ場合もあります。幼少時など過去のトラウマによって起こってくる疾患や障害も少なくありません。
 あるいは、霊的なもの原因で苦悩・病気などが起こる場合もあります。 私は、元精神科の医師であることと、仏教の僧侶である経験と技術を生かし、ていねいにお話をお聴きし、乗り越えるための智慧をお伝え申し上げ、心をつくして祈祷させていただきます。幸い様々な方から効験があったと喜ばれております。
米国では、病院で「祈り」や「瞑想」が普通に行われている!!
 現代医療は、薬物など外部から体に与えて治そうとする方法が今のところ主流です。  しかし、仏教の智慧や祈りは、外から与えるだけでなく自分の内から深い癒しと生命力を湧きあがらせる力があります。それは、すでに科学的に立証されております。

今やアメリカなどでは、量子力学等の発展に伴って「人間の意識」の研究が盛んになされ、かつ医療その他の現場で応用される時代となっています。

 そのひとつとして、祈り、というものが病気を治したり、犯罪や殺戮などを減らす効果があるということが検証されるようになってきたのです。 既にアメリカなどでは、およそ半数の医師がヒーリングや祈りを臨床の現場で普通に行なっており、その効果が公認されております。   以下は、その一例です。 米国心臓外科医ランドルフ=バード博士の祈りの実験(1988年) 米国東海岸から西海岸のサンフランシスコ総合病院の心臓疾患の患者393名を祈るグループA192名と祈らないグループB201名に分け、二重盲検法にて実験を行なった。 祈るグループについては、カトリックならびにプロテスタント教会から募集して祈ってもらった。 ラリー・ドッシー 「魂の再発見~聖なる科学を目指して」より
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