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2016/12/29

カンボジア渡航記 その9

タケオ州チュンポプロック村訪問(2016年1211日)

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村では私たちとのミーティングのために、村長はじめ地区リーダー、教育責任者、僧侶長など村の重鎮たちが集まり待っていてくれました。

 

今回私たちは、仏陀協同組合を提案しました。

外国からの支援に依存することが、カンボジアの自立を阻んでいる、ということが近年指摘されています。

外からの援助も大切ですが、自分たちが主体となって立ち上がってゆかなければなりません。

仏陀協同組合とは、仏教国カンボジアの伝統をいかした相互扶助と自立のシステムとしてわたしたちが考案したものです。

 

ところが、なんと!!!

すでに村ではRusana Organizationという共済の仕組みがあるとの返答が、・・・・(驚)。

 

なぜこの村では、他では考えられないようなことができたのか?

原因の一つとして彼らがあげていたのは、この村はポルポト時代唯一攻撃を免れたということでした。。

この村はまさに、古き良きクメールの仏教精神が、壊されることなく伝承されているのでしょう。

驚きとともに深い感銘を受けました。

 

その他、以下村の学校での授業風景とお寺での舞踏の練習。

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寺子屋道場 in 要唱寺
mahadharma.jp
住所:〒361-0037 埼玉県行田市下忍138-1
TEL:048-553-0949
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2016/12/27

カンボジア渡航記 その8 ~布施について

 

それならば布施とは、いったい何なのだろう?

ほんとうの布施が、私たちの精神におよぼす影響とは、何なのだろうか?

 

 

・布施行とは、意味は平易であるが、行うことは必ずしも容易ではない修行である。

・何故なら執着心がそれを阻むからである。

・自分や自分の家族の生活や将来のために汗水流して蓄えた財をどうして容易く他人や社会のために捧げられるだろうか。

・この離れ難い執着心を祓い、小さな自分を超えて仏という大きな自己 へと成長する有難さを実感することが、実に布施行なのである。

・したがって、ここには人間精神の成熟を要する。そのための教育(押し付けるような教育では、実には、育てられない)が重要である。

・自分の心を観察しながら執着心を離れる瞑想なども素晴らしい方法である。

・一般に瞑想の場合は個人の精神にのみ作用する。

・それに比べ布施は、単に自分が執着心から解放されるだけではなく、手放すことにより他の人々に恩恵の光を与え喜びを共有できるという大きな幸福の道である。

 

もちろん以上は、ほんものの布施行であることが前提であることは、言うまでもない。

 

ほんものの布施とそうでないものとの違いを峻別しなければならない。

 

つづく。

 

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2016/12/26

カンボジア渡航記 その7~布施について

 

そして「布施」の講義は、以下のように続いた。

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・人間には、自分や家族・子孫の生命を存続させたいという根本的な欲求がある。

・それだからこそ、生きのびて来れたと言える。

 

・一方、自己の生への強い執着心が、あらゆる苦しみと問題を生んでいる。

・例えば、互いに与え合えば皆が人間らしい生活をしてゆけるのに、助け合う心がなければ、貧富の格差が広がり、不平や不満が増し、果ては犯罪などが多発してゆく。~今のカンボジアは、どうだろうか?・・・日本でもこの点は、同じ。

 

・ところで物をだぶつくほど多量に生産するやり方によりこれを解決しようとすれば、一見うまくゆきそうに思えるかも知れない。(これは、現在の世界経済のやり方でもある)

・ところが、この方法だとさまざまな苦しみが起こってくることは、歴史が実証ずみである。

・自然環境破壊や資源争奪、紛争・戦争の多発などがそれである。ストレス社会をもたらし精神的な問題も起こりやすくなる。

 

つづく

 

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2016/12/26

カンボジア渡航記 その6~布施とは、何か? 

 

お布施というと日本では、お葬式や法事の時にお寺やお坊さんに半強制的に支払はなければならない代金くらいに思われているのではないだろうか。

 

カンボジアでは、あたかも「天国に生まれ変わるための通行手形」のように思われていたりするという。

 

いずれもほんらいの布施の概念から遠くなってしまっている。

 

そこで今回プノンペン大学では、「布施」について掘り下げたお話しを試みた。

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そもそも

<何のために布施をするのか? 

  • 個人的には、仏になるため。
  • 全体的には、社会が育つため。

※①現にシッダールタ(釈尊のもともとの名前)は、過去(過去世)に布施をはじめとする菩薩の修行をしたことが基礎となってブッダになれた。

②皆が、布施の修行などをすることによって到達する幸福で平和な社会を仏国土と言う。

 

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2016/12/24

カンボジア渡航記 その5

 

さあ、はじまりましたよ。プノンペン大学での講演!!!

司会   鈴木

ディレクター  日名

 

画像に含まれている可能性があるもの:1人、座ってる、立ってる、テーブル、室内

NGOスナダイ・クメールのラタナさん、実際の活動

について熱弁。

 

画像に含まれている可能性があるもの:3人、立ってる(複数の人)、室内

カンボジア宗教省のハーンさん カンボジアの社会問題

について俯瞰してくれた。時間も忘れて・・・・。

 

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ガラっと雰囲気を変えて「不幸になりたい人?」

と言いつつ独自の幸福論を展開する岡田

 

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これまでに説かれたことのない「布施という行為の心理学」を披露する大法

 

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2016/12/24

カンボジア渡航記 その4

 

12月8日、午後からいよいよプノンペン大学日本語学科にて講演会を開きます。

企画は、わたしたちCEPが行いました。

 

第一部と第二部とに分けて講演&対談をおこないました。

 

第一部では、

カンボジアの現地NGO、宗教省大臣秘書、そしてわたしたちCEP日本が、それぞれの視点から

「カンボジアの社会問題とその解決法」などについてお話しすることになりました。

 

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日本語学科は、今年新校舎が完成しました。

 

画像に含まれている可能性があるもの:1人、座ってる、室内

講演会セッティング風景

 

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