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2018/12/31

2018年を振り返って その3

 

依存症から回復を目指す方々との唱題は、私にとって仏教の再発見をもたらした。

 

仏教に言う、苦しみの原因である執着や業からの解放とトラウマからの解放の原理は、ほぼ同じことである。

 

すなわち原始仏教の基礎中の基礎、四諦八正道の実践そのものである。

 

 

この再発見は、もう一方の結果をもたらした。

 

つまり、医療関係者の集まりなどでの発表である。

 

医療界というまったく新しい世界でその世界にふさわしい言葉や切り口で四諦八正を説くことになったのである。

 

医療界では、しばしばもう一つ別のことが求められた。

 

それは、「死」「死後」というテーマである。

 

どんなに医学・医療が発達しようとも人は必ずいつかは死を迎える。

 

これまで医療は、死というものを回避して成り立とうとしていたきらいがある。

 

しかし、死という絶対的な現象にめをそらすことは、実は出来ない。

 

このことも唱題の透明な実践が、役に立っている。

 

 

透明なとは、霊的世界を知ろうとも知らないようにしようともしないニュートラルな意識における観察の中、仏法によって表わされるプラクティスによってもたらされた体験の集積ということである。

 

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寺子屋道場 in 要唱寺
mahadharma.jp
住所:〒361-0037 埼玉県行田市下忍138-1
TEL:048-553-0949
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2018/12/31

2018年を振り返って その2

 

その1で依存症やひきこもりなどから回復しようという方々が、大勢訪れるようになった、ということを申し上げた。

 

訪れた方を私が指導するとは言うものの共に一緒になって唱題するのである。

 

このことは、私から彼らへの一方的なメリットの移行ではない。

 

私自身も唱題を共有する事を通して物凄く学ばせていただいたのである。

 

最も特筆すべきことは、仏教の実践が、さまざまなトラウマからの解放にほんとう有効である、ということである。

 

それどころか、私はこの実践によって仏教を再発見したほどである。

 

仏教に言う、苦脳の原因である執着や業からの解放とトラウマからの解放の原理は、ほぼ同じことである。

 

実は、欧米などでは、このことは今や常識化していて仏教を治療に応用している医師さえいる。

 

マインドフルネスは、精神医療だけでなくストレスの解放など心身の病からの回復の力として有力視されている。

 

おのずと唱題プラクティスと他の瞑想との共通点や違いなども明らかになっていった。

 

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2018/12/31

2018年を振り返って その1

 

カンボジアから帰国して10年が過ぎた。

 

この間、これまでにない様々なことが起こった。

 

医療、環境問題、教育学、経済学、農業、・・・実にさまざまな方々と縁があった。

 

特に2012年の横浜での講演会をきっかけに依存症やひきこもりなどから回復しようとする方々と急激に縁が出来た。

 

彼ら彼女らは、私が指導する六本木妙善寺での唱題プラクティスに参加し出した。これまで50人以上の方が、参加しただろうか。

 

やがて遥々数時間もかけて埼玉の私のお寺を訪れる熱烈な人が出てきた。今では、関西などからもある。

 

それから数年、ステップ・バイ・ステップではあるが、今年は、着実にそして明確に精神状態や人間関係が良好になったことを本人が実感するようになった。

 

来年は、さらなるステップアップを目指して1月7日からの唱題プラクティスに挑もうとしている。心強い限りである。

 

これからという方もまだ遅くはない。その気持ちのある方は、どうぞご参加してみてください。

 

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2018/10/01

恩送り

 

「恩返し」という言葉が、ある。

これは、良く行われている行為ですが、実は相手は特段お返しを必要としない場合や既に返そうと思ったらそこにはいない場合もあります。

 

こんな時に、感謝の思い(恩)をまったく別の方に送ってゆこうという(斬新とも言える)行為のこと。これを『恩送り』と言います。

 

これは、お金や物が、巡り巡って人々を潤し、社会を育ててゆく智慧深い行動なのです。

 

この発想は、仏教の『布施(ふせ)』からきます。

 

そんなことを実践してゆこうという僧侶の集まりが、出来ました。

https://onokuri.or.jp/

 

 

人から受けた有り難き

それを感謝と共に次の方へと

ります。

人との和が世を巡

やがて大きな輪になるように・・・。

 

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2018/10/01

“秋のスペシャルセミナー “(於 ウェスタ川越)

 

9/26 一般社団法人「いきいきコミュニティセンター」主催の”秋のスペシャルセミナー “(於 ウェスタ川越)にて

「医学と仏教の統合という視点から『健康~人生を楽しむ』」というタイトルでお話ならびに唱題の実演をさせていただきました。(一般社団法人『恩送り』に講演依頼され、代表の新田崇信さんと私(実は、理事)とで講演)
https://onokuri.or.jp/diary/785/

 

★「一般社団法人 恩送り」の活動について
①恩送りは、宗教活動というより、一つの社会活動として行われています。
少子高齢化が、急速に進むわが国においてお坊さんの出来る社会活動を考えました。
まず、檀家・信者を問わず、一般の方、特に「お墓を守る親族がいない」「お墓を買うお金がない」という方などのためにお坊さんが、お墓をつくって提供し、僧侶が責任を以て合同供養祭をする、という安価で安心のシステムをつくりました。
②子ども食堂、依存症擁護グループ、海外支援などの活動をしている団体とつながることにより、さまざまな活動の活性化のお手伝いをさせていただいております。
詳しくは、こちら↓
https://onokuri.or.jp/

 

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2018/10/07

固定観念という罠

 

人生を悩ましいものにしている大きな原因に、私たちの心の中にある「固定観念」かある。

 

人は、生きてゆく過程でさまざまな体験をし、種々の学習をしてゆく。

 

心地よいものでも辛いものでも強烈な体験したり、くり返し体験されるとやがて固定観念が作り上げられてゆく。

「〇〇とは、こういうものだ(ものに違いない)」と・・・

 

学習されたものは、役に立つことがある。

 

しかし、固定観念によって、わたしたちの知覚、感情、思考パターンが支配されてゆくという問題が起こる。

 

そもそもその見解は、ほんとうに正しいのだろうか?

人の一面だけを見て判断しているに過ぎないのではないだろうか?

 

仮にその時の見解が、正しかったとしても、相手はその後変化しているかも知れない。

 

それなのにかつて自分の中に生じた固定観念に基づいて(色メガネで)人や世界を観て反応する。

 

これが、人間関係の中でさまざまな不具合、苦悩、トラブルが生じ止まらない原因である。

 

時折、こころのメガネを掃除し、時の変化に柔軟に対応したり、その一の他の側面も観察できる人となろうとしなければならない。

 

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